リサイクル家電品のPSE騒動って一体何だったんだろう? 2006/4/ 1


☆本日4月1日より、電気用品安全法に基づく中古品販売の規制が始まりました。
勿論、国民世論の大ブーイングにより、その施行は実際には骨抜きの状態となっており、今までと変わりなく中古家電の売買は出来るようですが。

電安法自体の施行はずっと以前であったにも拘らず、この中古品に対する移行措置と売買禁止の事は国民の大半には全く告知されておらず、2月に入った頃から急に一部でクローズアップされ、その反応の大きさに驚いた経済産業省は際限なく態度をころころ変えて、まさに『4月バカ』を地で行く様な体たらくです。

ニュースに出ていた経産省の広報官も、開き直っていたのか完全に『人ごと』の様で、中央省庁の誇り等はどこにいったか、という感じでした。
経済産業省に取って見れば、PSE法は既に施行されており、本体の法律だけ通せば、後の利権に直接関係ない部分には、彼らも全く関心が無かったとしか思われません。
彼等の『利権確保』の目的は既に達成されており、あとは『面子』の問題だけだった訳であり、彼等の面子さえ何とか立てれば、後は野となれ山となれ、といったニュアンスだったという事なのでしょう。

国民がどう困ろうと、世界的な環境保護資源保護の流れがどう進んでいようと、彼等には全く痛くも痒くもない話だったという事が国民にバレバレになったお粗末な騒動でした。




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