鳩山家と陸山会の予算委員会 2010/ 2/ 6
☆20世紀型日本政治のひとつの典型パターンであった『政治と金』問題を、過去の自民党からしっかり引き継いだ民主党が、政権発足以来最大のピンチを惹起しています。
鳩山総理の問題については、母親からの『子育て支援』であり、基本的には身内の金であったことが明らかとなり、大方のやっかみと揶揄にはさらされたものの、ひとまず沈静化した模様ですね。
しかし小沢幹事長関連では、三名の関係者が起訴されてしまいました。
小沢氏本人に対しては、証拠不十分(実際は、検察の準備不足)ということで不起訴となりましたが、野党慣れしていない自民党や公明党のツッコミ下手もあり、このままずるずると有耶無耶になってゆくものと思われます。
しかし今回の事の本質は、皆口には出さないけど、大半の国民にとってはミエミエのことなのですよね。
鳩山さんのケースは
節税しようとして脱税になっちゃった。 バレないと思ってたらバレちゃった!(^
^;)
であり
小沢さんのケースでは
自民党の不文律で許される範囲内の事をやっていたまでのこと。何が悪い!(`ヘ´)
。
バレない筈が、企業のほうがケツを割ってしまって明るみに出ちゃった。(^^ゞ
というだけのことで、政治の世界では別段新奇なことでも何でも無いのです。
それが、自民党の十八番であったものを、民主党の最高幹部がやったものだから注目されているだけのことなのです。
そしてこの議論を、日銭ウン億円の国会で延々とやられ、おまけに国会中継で放映されるのですから、攻守双方、大見得切ってがなりたててる出演者の議員さん達のパフォーマンスの技量の稚拙さも相まって、それを見さされる国民は、たまったものではありません。
今回の問題の行き着く結果は、大方にとっては当初より明らかであり、筆者のようなシロウトにも簡単に予想のつくものでした。
みなさんどうせ同じ穴の狢同士なのですから、こんな馬鹿げた茶番劇にうつつを抜かすことは即時中止して、課題山積みの国政の改革について、与野党共に、もっと真面目に取り組んでもらいたいものです。
なあおまえ、そんなアホなことばっかりやっとらんと、もっと、マジメにやれーーー! (フォークルの歌のパクリです(^^ゞ)