おさわがせ鳩山邦夫氏 下馬評はやっぱり『新党ひとり』 2010/ 3/18
☆突然、自民党に離党届を出して党を飛び出した邦夫氏ですが、当初息巻いていた、桝添氏や与謝野氏との連携については、早くも両氏からケッチンを食らわされ(岡山弁で『拒否された』の意)、他に同調するような動きも見られず、大方の世論は冷ややかにお手並み拝見、といった感じです。
邦夫氏の立ち上げる(つもりになっている)新党の名称について、早くもネット上では『新党ひとり』に、大方の下馬評が集まっているようです。
ま、誰でも考えつく所ではありましょうが、しかし芸能界であれば所謂『ピン芸人』さん達の中にも、大活躍している人はたくさんおられますが、『ピン議員』さんというのは、国政での活躍の場は殆ど無いと思われます。
かつてご本人は大まじめに、『自分の友人の友人はアルカイダ!』などと公表した人ですから、この先何が出ても、どんな発言をしてもおかしくないレベルではありますが、今回の比喩に持ち出された坂本龍馬にとっては大いに迷惑な話なのでしょう。 『坂本龍馬の親戚の親戚の友人の友人はアルカイダ!』と言うことになっちゃうんですよね。
世間一般の例に漏れず、兄弟仲が良くない鳩山家において、一家の究極の悲願である総理大臣に、兄貴がなってしまった邦夫氏にとっては、大変なやっかみと焦りの気持ちがあったとも思われます。 しかし器が....(^_^;)
今後、鳩山家の子供手当脱税事件に絡んで、起訴される可能性の高いご本人に、見境無く同調してついて行く議員さんなど、やはりいないと思われます。
こういった、母親に金品をねだる場合には、えてして弟の方が多くせびるケースが多く、邦夫氏も叩けば山ほどほこりが舞い上がるのでは、と思われます。場合によっては、由紀夫氏よりも多くの修正申告が必要になってくるのではないでしょうか。
いくら前法務大臣であっても、特に自民党を離脱した身では、司直は手を緩めてはくれないでしょう。 自民党の与謝野氏は、鳩山総理を『平成の脱税王』『政治資金規正法違反』などと糾弾しましたが、邦夫氏が離党した現在、待ってましたとばかり、それ以上の追求を行う可能性もあるでしょうね。
(おことわり : 上記については、具体的な根拠があって言っていることではなく、一般論として見た場合の、筆者の勝手な予想です。)
ま、今回の騒動で、ご本人が由紀夫氏以上の筋金入りのお坊ちゃんであることが明らかとなった訳で、決着の付け方や話の落とし所など全く考えていないでしょうから、どう転んでゆくか、野次馬としてちょっぴり楽しませて頂きます。
別にご本人に怨み辛みがある訳ではないんですがねぇ。
でも、過去の『死刑執行ベルトコンベア発言』など、色々な方面で物議を醸したりして、このオッサン、ちょっと偉そうなんだよね。