2010年のお盆雑感 般若心経とベートーヴェン 2010/ 8/11
☆そろそろ今年の夏も後半戦に入り、今年もまたお盆の時期となりました。
私事となりますが、昨年に父が亡くなり5月に1周忌も済ませたので、本年はまた例年通りの盆の準備です。
本日の早朝、墓参も済ませてきました。 筆者の地域では、お盆の行事は例年、新暦の8月15日に行うのが習わしとなっています。
我が家では、毎年盆送りの前には『お看経(おかんき)』といって、仏壇の前に家族が集まり、みなでお経を上げます。
仏式の家であれば、みな普通にやっていることなのでしょう。 ただ、地方や宗派によって呼び方は違うかも知れませんが。
その時に、おかんきの最後にみなで『般若心経』を読誦します。
で、この般若心経をあげるときいつも思ってたのですが
このお経のフレーズって、ベートーヴェンの『合唱 歓喜の歌』に非常に良く合うんですよね。 (^0^)
筆者が、音楽に知識と才能があれば、いつかアレンジしてみたいと(バチあたりにも)思ってました。
ところが、世の中には同じようなこと考えてる人がいるものです。
作曲家・ドラマーの つのだ☆ひろ 氏がやってくれてました。
ゴスペル風「般若心経」つのだ☆ひろ
ゴスペル風と銘打っており、半分ふざけているような作品ですが、ほぼ意味的にも妥当な解説が下部字幕にあったりして全体をうまく纏めており、
これはアリだな、とYouTubeの作品で久し振りに感心しました。
日本人の唱えるお経って、単なる朗読ではなく抑揚を付けて殆ど音楽的なレベルでやってる訳ですから、こんなのもいいんじゃないでしょうかね。
そういえば、うちの菩提寺の住職さんは、ラッパ吹くのが上手いんだけど(トランペットのことです)、こういうノリで時々はやってくれると、もっとお寺のファンも増えるんじゃないかなあ。