岡山県 中蒜山 2005/5/3


場所    岡山県 真庭市

交通   自家用車にて 単独行

天気  
 晴れ

標高差 
約600m

時間データ
  
中蒜山塩釜ロッジ 8:55 〜 5合目 9:40 〜 中蒜山頂上 10:20
  中蒜山頂上 11:10 〜 5合目 11:40 〜 塩釜ロッジ 12:20
   ( 登り 1時間25分 下り 1時間10分 )


◎岡山県南をAM6時頃出発し、北房から勝山に出て、R313号線を経由、蒜山高原に入りR482号線を右折し、塩釜に入る。
道が大分良くなったとは言え、県南からここまでやはり3時間はかかってしまう。 
塩釜は旭川の源流とされており、この冷泉からは清冽な水が何時も勢いよく流れ出ており、一時は健康水ブームのおかげで、ここの
『塩釜の源泉』も、ポリタンクを沢山積んだ関西方面からの車が列を成していたのだが、マナーの問題で取水禁止になってからは、又
もとの静けさに戻りつつあるようだ。
ここで例によりボトル入りのジュースを買い、ザックの横につめる。
朝の9時前だと、まだそれほど登山客はいないようである。
靴の紐を締めなおし、ロッジ脇の水場で水筒に清水を満たし、すぐ横の登山道を上る。

風も余り無く、遠くで小鳥が囀っている中、静かな山行きの始まりとなる。
しばらく平坦な道を歩き、未舗装の林道に出てそこを右に取り、山道に入る。
小さな沢を二つ程越え、少しづつ勾配が急になってくる。 じわっと出てくる汗を拭き、上着をザックの中にしまう。
檜を中心とした林の中を、ところどころにある丸太の階段に沿って高度を上げてゆく。 自分のペースを守ってじっくり登る。
まもなく道はなだらかになり、5合目に出る。 ここには石造りの祠が祀られている。 日留(ひるが)神社というそうである。
以前は、この少し下あたりに水場があった筈なのだが、今はガイドブックを見ても載っていない。
ここで小休止し、水分を補給し、またゆっくり登り始める。
6合目あたりから又急登が始まる。 木の根を伝い、ジグザグに高度を上げてゆくが、滑り易く注意の必要なところだ。
しばらく我慢して高度を稼いでゆくと、段々視界が開け、疑木の階段に出る。 それを登り切ると主稜線に合流し、そこを左に取ると
まもなく中蒜山頂上(1122m)である。
以前は、頂上の標識しかなかったのだが、最近は立派な避難小屋が近くに建てられており、万一の時にも安心である。

今回は、さすがにゴールデンウイークの中日であり、下から続々と登山客があがって来て、程なく頂上は結構な賑わいとなったが、
山頂は結構な広さがあり、混雑して困るほどではなく、草の無い隅に陣取り、バーナーで湯を沸かす事にする。
例によって道中で購入したコンビニ弁当を頬張り、ミルクティーを飲む。 大変風が心地よかった。

しばらくのんびり景色を眺め、またもと来た道を引き返す。
下りはいつもの通りトレッキングポールを延ばし、リズムを取って降りてゆく。
ここの下りは土質の関係で結構滑り易く、二本足だといらぬ筋肉に力が入り、疲れてしまうのだが、ポールを使うと大分楽である。
天気は、多少雲が出たくらいでずっと穏やかであり、思った程汗も出ない。 昼過ぎには麓につけるのが分かっているだけ、ゆっくりした
ペースで降りる。
途中、何組もの登山者にすれ違い、声を掛け合う。
いつもの通り、やはり中高年の人が多いが、時には家族連れも登ってくる。

程なく塩釜に到着し、靴とポールの泥を落とす。 晴天の続いた後でも、いつもこのコースを登った後には泥がしっかり付着している。
登山口にある水場で再度水筒に水を満たす。 家に帰った後、これでコーヒーを入れて飲む事にしている。

帰路には、最近は必ず温泉に立ち寄る事にしており、今回もすぐ近くの八束温泉に入り、さっぱりした後、蒜山の道の駅に立ち寄り
野菜等を購入した。
湯原〜勝山〜久世〜北房を経由し、R180を通って家路についた。

塩釜から見た中蒜山 登山口の塩釜ロッジより 中蒜山山頂から俯瞰した蒜山高原
中蒜山山頂 上蒜山を望む 下蒜山方面を望む 従走路があります






 GPSデータ 中途より途切れています (カシミール3D使用)



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