広島県 比婆山 2005/6/7


場所  広島県 庄原市

交通  自家用車にて 友人同行

天気  晴れ

時間データ
  公園センター発 9:30 〜 出雲峠 10:00 〜 烏帽子山頂 10:40 〜 比婆山 11:10 〜 越原越 11:30
  池の段 11:50 〜 (昼食) 〜 立烏帽子駐車場 12:50 〜 展望園地 〜 公園センター 14:00
    ( 歩行時間 3時間30分 上記時間は休息を含む )

◎初夏の日差しの中、S氏とのんびり比婆連山の縦走に行ってきました。
私は昨年に続き、同コースは数度登っているが、S氏は始めての場所。

往路は、岡山道〜中国道東城IC経由で、R314号を通り、広島県民の森の公園センターへ駐車。 そこからの歩行とした。
ウイークデーのため駐車場にはほとんど車は無く、他に登山者も見当たらず、大変静かな山行きとなった。

公園センターから出雲峠への道は、途中まで未舗装の車道の様な整備された道を通り、なだらかな登りが続き、殆ど汗もかかずに
登る事が出来る。
峠は、小さな広場になっており、公衆トイレがある。

そこから少しジグザグの登りとなるが、一汗かく間もなく烏帽子山山頂(1225m)に出る。
ベンチが2〜3個あり、見晴らしも良く、小休止のポイントである。 ここから、隣の吾妻山が良く見渡せる。
吾妻山までは1時間程度で縦走でき、以前にも何度か比婆〜吾妻まで通しで歩いた事があるが、吾妻山(休暇村)の駐車場から
比婆山の駐車場まで結構距離があり、2台で行ってそれぞれに駐車したとしても、やはり、どちらかに車をおいて足で往復した方
が効率が良いようである。

烏帽子山から比婆山(御陵 1264m)までは20分程度で行ける。 途中からブナ林の中の歩行となり、森の匂いを嗅ぎながら、
快適にペースを上げる事が出来る。
比婆御陵は、大きな石をぐるっと囲んだ柵がしてあり、やはり厳かな雰囲気がある。
記紀の伝説が、標高1200m以上のこの山の上にもあるのだ。
地理的に出雲の南端に当たるこの山域だから、神話時代の史跡と何らかのイベントがあったのだろうか。

比婆山からは、ゆっくりした下りになる。 ブナ林の中を全く汗もかかず快適に進む。
途中、越原越(おっぱらごえ)を通り、そこから少し登りとなる。 ここから直に公園センターまでの道があるが、ここまで来たなら
やはり、池の段経由としたい。
一登りする間もなく、なだらかな平地状の池の段に出る。
ここで昼食タイムとした。
私は、往路コンビニで買った弁当と、コッフェルでミルクティーを作る。
S氏は、米軍放出のレーションを持参してきており、私もおすそ分けに預かった。 暖めれば結構いける味であった。
初夏ではあったが日差しは丁度良く、風も快適なレベルで吹いており、大変爽やかなランチタイムとなった。

ゆっくり休んだ後、立烏帽子駐車場に向かう。 本来は、比婆連山中の最高峰、立烏帽子山(1299m)に登るべきなのだが、S氏
の要望で、殆ど水平の脇道を通り、駐車場に着く。  立烏帽子山頂経由でも、登り15分下り10分程度である。
この駐車場は、未舗装だが100台位はとめられる立派なものである。
立烏帽子駐車場には、トイレや整備された水場もあるのだが、今回はどういうわけか水が出ていなかった。
ここの水は大変おいしく、いつも来た時には水筒に入れて持ち帰るのだが。

ここから縦走最後のくだりとなる。 管理車道から左へそれ、整備された山道をどんどん下って行く。
途中、展望園地を通り、そろそろ飽きてくる頃、公園センターに出る。
この下りで、S氏の靴の中敷が壊れてしまった。

いつもなら、この公園センター付属の温泉に入浴して帰るのだが、生憎当日は休業しており、仕方なく、帰路にある、東城町の
温泉に入って帰宅する事と相成った。
帰りの道は、いつも通りのんびり地道を帰る事となる。  途中、東城と新見の道の駅に立ち寄り、珍しい野菜や果物があれば
購入してゆく。



烏帽子山から比婆山を望む 池の段下より立烏帽子山

GPSデータ (カシミール3D使用)



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