岡山県 毛無山/白馬山 2006/5/3


場所    岡山県 真庭郡新庄村

交通   自家用車にて S氏同行

天気  
 晴れ

標高差 
530m

時間データ
  
毛無山ビジターセンター発 9:10 〜 毛無山山頂着 10:40 〜 山頂発 11:30 〜 俣野分岐 11:50 〜 白馬山頂 12:30 〜
  ビジターセンター着 13:30
   ( 登り 1時間30分  縦走 1時間 下り 1時間 休息時間を含む )


◎岡山県南(S氏宅)をAM7:00に出発し、山陽道岡山ICより岡山自動車道を経由し北房ICまで走り、そこから山越えして姫新線月田駅付近まで行き、R181号を北進し、美甘から新庄村に出た。
そこの道の駅で、弁当とペットボトル入りの飲料を購入し、村役場手前の道を右折して田浪の部落まで入る。
突き当たり手前に、新しく 毛無山ビジターセンター ができており、そこの駐車場へ車を停める。センターにはトイレや水道などもきちんと整備され清掃も行き届いており、気持ちよく使うことが出来る。
ゴールデンウイークの晴天の日という事もあり、午前9時を回った時点では駐車場はほぼ満員となっていたが、何とか駐める事が出来た。
以前は登山口の方へ200m程入った所に駐車スペースがあり、そこへ車を置いていたのだが、現在は入り口が鎖で閉鎖されており、進入する事は出来なくなっていた。

準備を整え、S氏と二人で登山口に向かう。
舗装道路がすぐ未舗装に変わり、しばらく林道をのぼってゆくと、程なく林道は左にそれ、正面の登山道を直進する。
しばらく道は沢沿いに進んでゆく。 小さな沢の右岸(西側)を通り、少し行くと沢を渡り、暫く進んでまた沢を越すと尾根道に出、そこからジグザグの道を登ってゆく。
要所要所には標識が立っており、登るペースの目安になる。
この日は日差しも強く、登り始めてすぐにじわりと汗ばんで来、早々にウインドブレーカーを脱いでリュックにしまった。
喉の渇きも早く、五合目の手前で水分を補給する事となった。
大きな岩の横を過ぎ、六合〜七合を過ぎ八合目の標識が見えるあたりから次第に視界も開けてくるが、日差しも強くなり、汗の出も多くなる。
九合目には休息舎があり、ほっと一息つけるところだ。

ここから山頂まではもう一息である。 一気に上りきると360度の大展望が開け、疲れが一度に吹っ飛んでしまう。
爽やかな風が吹き抜け、大変心地よい。
北には冠雪した大山とそれに連なる烏ケ山が見渡せる。
この日は、流石に連休とあって頂上は満員の登山者で賑わっていた。

何とか場所を確保し、朝昼兼用の食事にかかる。
バーナーで湯を沸かし、ミルクティーを作り二人で飲み、S氏持参のレーションに水を注ぎ調理する。
この日はなぜか大変食事が進み、パック弁当とレーションの大半を平らげてしまった。

暫く休憩の後、白馬山方面への縦走にかかる。
ここから先の尾根道は、カタクリの花で有名なところである。
山頂から下り始めてすぐにカタクリの群生に出会う。 丁度この時期が花の満開に当たり、ピンク色の可憐な花が我々登山者を楽しませてくれる。
要所には簡単な柵やテープが張ってあり、不用意に花の群生に踏み込まないように注意を喚起している。
大抵の登山者は一生懸命カメラを振り回し、カタクリの花を撮影している。 一眼レフあり、コンパクトデジカメあり、携帯電話あり、である。

従走路をのんびり下ってゆくと、ほどなく俣野分岐に出る。 ここから、朝鍋鷲ケ山方面への従走路と分かれる。
この分岐点には、従走路で最大のカタクリ群落があり、ここにも素人カメラマンが多数陣取り、シャッター音を響かせていた。

ここから道を右へ取る。 多少のアップダウンのある道を暫く進むと、少し開けた場所があり、そこが白馬山の山頂である。 ただ、周囲には潅木が茂っており余り展望は利かない。
ここで大山の眺めともお別れとなる。

あとは一本道をひたすら降りてゆく。
ここからはほぼずっと下りの道であり、トレッキングポールを利かせて快調に降りてゆく。
しばらく進むと、下から川の流れの音が聞こえてきて、ゴールの近いことを知らせる。
ほどなく杉林の中の河原に出る。踏み跡に沿って進み川を渡ると、来る時に通った林道に出る。

ビジターセンターの水道を借りて靴やトレッキングポールの汚れを落とし、用足しを終え、駐車場を後にした。

帰路には例により温泉に寄る事としている。
今回は、足温泉(たるおんせん)まで足を延ばす事とした。全身を洗い、今回も余り疲れなかったが山の疲労を癒し、下着を着替え、さっぱりできた。
ここもやはり連休の影響で入浴客が多く、県外ナンバーの車も多数駐車場に見かけた。

帰路は高速も使わないのんびりドライブである。
例により道の駅に立ち寄ることとしたが、今回は北房の醍醐の里に寄り、コシアブラやコゴミなど、春の山の幸を購入した。
北房から高梁〜総社経由で岡山市内までS氏を送ったが、やはり5月ともなると日も長くなり、19時前に帰宅した時にもまだ多少明るく、車のライトを点灯せずに走れた。




毛無山ビジターセンター 良く整備されています 毛無山山頂から大山・烏ケ山を望む
山頂から田浪 カタクリの群落 登山道脇に沢山咲いています

 毛無山〜白馬山巡回ルート (カシミール3D使用)



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